冷房の設定で電気節約!

連日、猛暑日が続いており、日本全国で記録的な猛暑になっています。そんな暑さの中で私たちの生活に欠かせない家電といえば冷房ですよね。夏の一般家庭での冷房電力消費量は、全体の消費量の約50%といわれています。ここでは、その冷房を上手く利用して電気を節約する方法を伝授します。
- 要 約
-
- ・冷房の温度設定は28度がベスト
- ・冷房の風量設定は自動にしておく
- ・冷房の風向きは上向きにする
- ・使わない時期はコンセントを抜いておくといい。
- ・室外機に関して注意すること。

ポイント1.冷房の温度設定
暑い日が続いているので、冷房の温度をついつい下げてしまうと思いますが、ご存じの通り、冷房の温度設定は高ければ高いほど電気の消費量が少なくなります。ここでは、上手く部屋の温度を調整する方法をお教えします。
・部屋の設定温度は28度に
冷房の設定温度は28度にしようという言葉はよく耳にすると思いますが、なぜ28度なのでしょうか。冷房は、温度を1度上げるだけで約10%も電力の消費が抑えることができます。28度という温度は、人間が室内に居るとき、暑くもなく寒くもない中立な温度です。
・扇風機を利用する
冷房の温度を28度に設定し、扇風機を併用して使うことによって、より体感温度も下がり、扇風機は電力の消費量が少ないのでかなりの節電になります。
ポイント2.冷房の風量設定
冷房の設定には風量設定があります。その風量を調節するだけで電気消費量を抑えることができます。
・風量設定は自動設定で
冷房の風量設定機能は一般的に、弱、中、強、自動といった設定があり、この中で一番電力の消費を抑えることができる設定は、自動設定です。自動設定は、部屋の温度がある程度下がるまでは強風で、その後は弱風といったように効率の良い運転をしてくれます。
・弱風はむしろ逆効果
節電を考えて弱風に風量設定をする人も多いと思いますが、それはむしろ逆効果で、部屋が冷えるまでに時間がかかってしまい、余計な電力を消費してしまいます。
ポイント3.冷房の風向きは上向きにする
なぜ風向きを上向きにするかというと、冷たい空気は下のほうに流れていくため、効率よく部屋の温度を下げることができます。
・扇風機を利用する
ここでも、扇風機を利用することによって、より効率的に部屋の温度を下げることができます。
ポイント4.使わない時期はコンセントを抜く
冷房を使わない時期はコンセントを抜きましょう。冷房を使っていなくても待機電力が発生し、電気を消費することになります。 ・コンセントを抜くだけで年間300円もお得 冷房の待機電力は全体の割合では大きいほうなので、年間で約300円も節約することができます。
ポイント5.室外機に関して注意すること
室外機とは、エアコンを冷やす役割をする装置のことで、この室外機にも節電のポイントが隠されています。 ・室外機を直射日光にあてない 室外機を直射日光にあてないだけで、約5%から10%の節電効果があるといわれています。シートで覆ったり、木を植えるなどして室外機に直射日光が当たらないようにしましょう。 ・エアコン室外機の日除けパネル 室外機を直射日光から守るために、日除けパネルも市販されているので有効に活用しましょう。
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