ちょっとした工夫で夏季の クーラー代節減と買い替えによる効果

夏に出番が多くなる冷房、クーラーですが一般家庭で夏の日中に最も電気を消費するのはクーラーです。そのクーラーの電力代を画期的に変える方法があるのです。
- 要 約
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- 1.エアコンの消費電力を減らせばどうなるのか?
- 2.フィルターの掃除でどの様に変化するか?
- 3.リモコン操作で節電
- 4.年代別に見るクーラーの違い

①夏の日中の消費電力の割合の全体で、クーラーは推計で平均53%に達します。次に多いのが、23パーセントの冷蔵庫です。エアコンの消費電力は3割減らすことができれば、それだけで15%の節電を達成できるのです。
②また、クーラーを節電するにはクーラーのフィルターの掃除をしていない場合。冷房効果が弱まり電気代で最大25%無駄使いになってしまいます。二週間に一度はお掃除をしましょう。また、フィルターの汚れは電気代だけではなく、悪臭の原因にもなるのです。そして室外ユニットの周りの雑草や枯葉の影響によって排気口の妨げにもなるのです。そして長く使わない間はプラグを抜いておきましょう。
③リモコン操作によっても節電を心掛けることができます。冷えすぎないようにこまめに温度調節をすることです。冷房時に、1℃高めに設定することにより約10%節電にもなります。また、風量設定は自動運転にして弱風や微風で運転すると、部屋が快適な温度に達するまで多くの時間が掛るうえに、かえってムダに消費をしてしまいます。冷房時の風向きは水平にし、冷たい空気は部屋の下の方へたまりがちです。風向きを上手に調節して冷房をしましょう。さらに扇風機などを併用してお部屋の空気をかき混ぜるとさらに効果的になります。
年代別 クーラー電気代の相違

この様に、多く電気代がかかる暖房時の消費電力と比べると、15年前のエアコンを買え替えた場合に43%の省エネとなり、10年前のエアコンを買え替えた場合は19%の省エネとなっています。15年前、10年前のエアコンと比べるとかかる電気代が大きく変わってきていて、技術も向上していることが分かります。例えば、15年前のエアコンを買い替えた電気代を年間で計算すると18370円も節約することができたのです。 (冷房能力4.0kw、2000年製のエアコンと2015年製のエアコンで比較した場合。年間709kWhの省エネとなり、1kWhあたりの電力量料金を25.91円で計算した場合節約額は18,370円になります。)つまり、10年前の自宅のエアコンを替えるだけで大きく電気代を節約することが可能なのです。
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