節電・節約の知恵袋

電力自由化を学んで得しよう!

エコモ

夏にはクーラー、冬には暖房。四季が存在する日本で生活する以上電気代がかかってしまいますよね。 ところで皆さん、電力自由化という言葉を耳にしたことはありますか?一般の御家庭での電力自由化は2016年から開始されるため、ご存知でない方が多いと思います。

要 約
  • 「電力自由化てなに?」
  • 「自由化にすることによって何がいいの?」

1.電力自由化とは

1995年以前の電力の小売事業は、東京電力や関西電力などの大手電力会社(一般電気事業者)しか電気を小売することはできませんでした。しかし2000年施行の改定電気事業法により市場参入規制が緩和され、一般電気事業者以外も電気事業への新規参入が可能となりました。このように電気事業における市場参入規制緩和によって、電気が自由に小売できることを「電力自由化」といいます。また、小売だけでなく発電に関する競争も導入できるようになりました。現在は50kw以上の電力小売に限られますが、2016年には50kw未満の家庭向けの小売全面自由化が予定されています。

目的

市場競争を導入することによる電気料金の引き下げや、電気事業における資源配分の効率化を進めることを目的としています。

メリット

電気使用者は経済性や供給サービスの観点で電気の小売事業者を選択し、また料金についても小売事業者と交渉の上決定することができることになりました。他には誰でも自由に電力を供給でき、どこへでも電気を送・配電できるようになります。一番のメリットは電気料金の低下です。

2.すでに行ってる他国との比較

日本では家庭向けの電力自由化はまだ行われていません。しかし世界にはすでに全面的に電力自由化が行われている国があります。電力自由化されることによって何がかわるのでしょうか?各国を比較してみましょう。

乗り換え率

国名 乗り換え率

ドイツでは家庭需要家の96%が地元電気事業者を信頼しており、フランスでは電力会社の変更が面倒であるという理由から乗り換える家庭は少ない傾向にあります。また、イギリスで乗り換えた人の理由として最も多かったのが値段が安くなるからでした。

料金変化傾向

国名 料金変化傾向

電力自由化によって電気料金が下がり安いというわけではなく、自由に参入できてしまうため燃料高騰によって料金が高く設定されてしまうこともあります。しかし、イギリスのように大企業ではない新規参入事業者は、会社維持・人件費・福利厚生などの業務コストがかからず、自社の利益を抑えることができるので電力を安く売ることができます。

3.電力会社をかえると安くなる可能性あり

日本では電力自由化に関心があり電力会社をかえてみたいと考えている人が多く、中でも料金の安さを最も重視する人が多いです。日本は電力会社の変更手続きがイギリス同様に簡単になると考えられているため、乗り換える人が増えると考えられます。そうなると各企業は電気料金の低下を競い合うと考えられ、電気料金は安くなる可能性があります。

まとめ いかがでしたか?是非この機会に電力自由化について理解し、電気代を見直してみてください。

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