HTBエナジーの特徴や評判を詳しく解説！HTBエナジーのメリット・デメリットを知っておこう

HTBエナジーとは

HTBエナジー株式会社は、2015年2月に設立された新電力会社で、電力小売事業を全国（沖縄エリアと一部離島を除く）で展開しています。
また、都市ガス事業にも参入しており、電気とガスのセット割引を提供することで総合的なコスト削減を実現しています​​。

HTBエナジー株式会社は、設立当初は、エイチ・アイ・エス（H.I.S.）のグループ会社としてスタートしました。HTBエナジーの社名の「HTB」は、長崎県佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス（Huis Ten Bosch）」の略称から来ています。ハウステンボスは、自然との共生をテーマにしたまちづくりを行っており、その理念を引き継いでエネルギー事業を展開しています。

2022年5月20日にエイチ・アイ・エスはHTBエナジーの全株式を光通信の子会社である株式会社HBDに譲渡しました。
この譲渡により、HTBエナジーはH.I.S.の連結対象グループ会社から外れ、株式会社HBDの傘下に入っています。

HTBエナジーの提供エリア

HTBエナジーは、全国9エリアで電気を販売しています。

HTBエナジーがオススメの人

HTBエナジーは、都市ガスを利用している人（東京ガス・東邦ガス・大阪ガスの都市ガスエリアにお住まいの方は、セット割引が適用）、オール電化住宅に住んでいる人に向いている電力です。

HTBエナジーはこんな方におすすめです

HTBエナジーはオール電化住宅におすすめ？

HTBエナジーは、オール電化住宅向けに特化したプランを提供しています。このプランは、夜間料金が特に安価に設定されており、オール電化住宅に最適です。例えば、東京電力エリアでは「オール電化プラン 東京C実量制」が提供されており、午前1時〜午前6時の電気代が他の時間帯よりも安価に設定されています。

HTBエナジーのセット割引

HTBエナジーは、都市ガスとのセット割引を提供しています。東京ガス・東邦ガス・大阪ガスの都市ガスエリアにお住まいの場合、セット割引が適用され、毎月のガス代が最大5％割引されます。また、セット割引により毎月102円が割引される特典もあります。

HTBエナジーと大手電力会社との比較

HTBエナジーの基本的なプラン「ベーシックプラン」を大手電力会社と比較してみましょう。例えば、東京電力や関西電力と比較した場合、一人暮らしから四人暮らしまで、割高になってしまう傾向が見られました。

ガスとのセットプランやオール電化プランを検討しない場合、節約効果を重視するのであれば、他社の利用を検討する必要があるでしょう。

東京電力との比較

東京電力の「従量電灯B」とHTBエナジーの「ベーシックプラン東京」を比較すると、以下のような結果となりました。
※ 世帯別の電力使用量は、東京都環境局の「家庭におけるエネルギー使用状況」を参考としています

関西電力との比較

関西電力の「従量電灯A」とHTBエナジーの「ベーシックプラン関西」を比較すると、以下のような結果となりました。
※ 世帯別の電力使用量は、東京都環境局の「家庭におけるエネルギー使用状況」を参考としています

HTBエナジーの特徴

HTBエナジーは、ライフスタイルに合わせた多様なプランを提供していることが大きな特徴です。個々の生活スタイルや消費パターンに応じた最適なプランを選択することができます。
都市ガスとのセット割引も用意しており、東京ガス・東邦ガス・大阪ガスの都市ガスエリアにお住まいの方は、光熱費全体のコストを削減することができます。
さらに、新電力としては珍しく、オール電化住宅向けのプランも提供しており、特に夜間料金が安価に設定されている点が魅力です。

HTBエナジーのメリット・デメリット

HTBエナジーのメリット

HTBエナジーのメリットとしては、東京ガス・東邦ガス・大阪ガスの都市ガスエリアにお住まいの場合に適用されるセット割引があり、毎月のガス代が最大5％割引される点が挙げられます。
また、新電力としては珍しくオール電化住宅向けのプランも提供しており、特に夜間料金が安価に設定されていることが特徴です。

HTBエナジーのデメリット

HTBエナジーのデメリットには、まず供給エリアの制限があり、沖縄エリアと一部離島では利用できない点が挙げられます。
また、契約電流が30Aから60Aに限定されているため、10Aから20Aの契約を希望する方は申し込むことができません。
さらに、解約手数料が発生し、引越しを除いて解約違約金として2,200円（税込）がかかります。ただし、1年以上利用している場合には解約違約金は発生しません。
最後に、地域による料金差があり、一部地域、例えば関西エリアでは、HTBエナジーの料金が地域の大手電力会社より高くなる場合があります。

HTBエナジーの評判

HTBエナジーは、電気料金の節約や都市ガスとのセット割引を求める利用者にとって非常に魅力的な選択肢です。
特に、電気使用量が多い家庭やオール電化住宅に住んでいる方にとっては、コストパフォーマンスの良さが評価されています。
ただし、最近の料金改定や契約電流の制限、解約手数料などのデメリットも考慮する声もありました。

HTBエナジーの電力プラン

HTBエナジーは、利用者のライフスタイルに合わせた多様なプランを提供プランを提供しています。

HTBエナジーの電力プランには、さまざまなライフスタイルに対応する選択肢があります。ベーシックプランは、1人暮らしから2世帯住宅向けのプランで、基本料金と電力量料金が一律となっており、10～60アンペアの契約に適しています。次に、ママトクプランは決まった時間に電気を多く使う方に向けて設計されており、毎日2時間が無料となる時間帯を3つの中から選べます。

エコキュートなどをご使用の方には「ぜんぶでんき」プランが最適で、このプランでは水漏れなどの緊急対応サービスが無料となり、オール電化住宅に向いています。また、MUSUBIプロジェクトという社会貢献プランもあり、電気代金の一部を4つの団体から選んで寄付することができます。環境に配慮したい方には、CO2排出量が実質ゼロとなるLOVE地球プランがあり、こちらも10～60アンペアの契約に対応しています。

HTBエナジーの電気料金算定方法について

HTBエナジーの電気料金は、基本料金と電力量料金によって算定されます。プランによって基本料金や電力量料金が異なり、使用量に応じて段階的に料金が設定される場合もあります。また、特定の時間帯で電力量料金が無料になるプランも提供されています。

HTBエナジーのお申込み方法

• 申し込み手続き: HTBエナジーの公式ウェブサイトまたは電話で申し込みが可能です。
• スマートメーターの設置: 現在の電力メーターがスマートメーターでない場合は、無料で設置されます。設置には5分から40分程度を要し、立会いは原則不要です。
• 利用開始: 切り替え手続きが完了すると、最初の検針日からHTBエナジーの電気が利用可能になります。

まとめ

HTBエナジーは、コストパフォーマンスの良さと多彩なプランで、多くの利用者に支持されている新電力会社です。特に、電気代やガス代を節約したい方にはおすすめですが、地域や個人の使用状況によって最適なプランが異なる可能性があるため、詳細は公式サイトで確認することをお勧めします。