節電・節約の知恵袋

「湿度」をコントロールしてエアコンの消費電力を抑えよう

エコモ

エアコンには冷房、暖房だけではなく除湿という機能があるのはご存知ですか?湿度をコントロールすることによって電気代を抑えつつ快適に過ごす方法を伝授いたします。

要 約

  • 湿度と体感温度の関係

  • 除湿機能で夏を快適に

  • お部屋の加湿で冬を快適に

ポイント1 湿度と体感温度の関係

体感温度には温度だけでなく湿度も大きく関係します。まずは快適に過ごせる湿度と温度について見てみましょう。

人が快適と感じる温度と湿度

一般的に人が心地よさを感じるのは暑いときは低湿、寒いときは高湿とされています。ただしいくら気温が高いからといって湿度を下げすぎると喉を傷めたりしていまいます。適度にしましょう。

その土地の気候

夏場は高温高湿で、冬場は低温低湿の気候の土地は湿度によって快適指数をあげる余地が多くあるといえます。日本では東京などが当てはまります。逆にもともと人が快適と感じる温度と湿度の土地では湿度による快適指数の上昇、電気代の節約効果はあまり見込めないといえます。

ポイント2 除湿と冷房の違い

大抵のエアコンには冷房機能だけでなく除湿機能もついているかと思います。この除湿機能をどのように使えば電気代が節約できるか考えてみたいと思います。

冷房と除湿の違い

わかっている方も多いと思いますが一応、基本を確認しておきましょう。冷房は空間の「温度」を下げることに特化した機能です。それに対して除湿は空間の「湿度」を下げることに特化した機能です。

除湿のしくみ

除湿が湿度を下げることは知っていても、しくみまでは知らない方も多いのではないでしょうか?除湿を行う時は空気を冷やし、空気中に含むことができる水分の量を減らします。許容量を超えた分の水分は液化します。その液化した水分を排出し、空気に含まれる水分の量を減らすというのが除湿のしくみです。つまり、除湿する際にも空気を冷やす必要があるのです。

除湿の2つのタイプ

実は除湿には2つのタイプがあります。1つは弱冷房除湿というもので、水分を液化させるために冷やした空気をそのまま空間へ送り出します。送り出している空気は取り込んだ空気より温度も下がっているため、弱い冷房をかけているのと同じと言えます。 2つ目は再熱除湿といわれるもので、一度冷やした空気をもう一度元の温度まで上げてから送り出します。

最も効率よく快適が得られるのは?

冷房の他に2つのタイプの除湿を紹介しましたが電気代が安く済むのはどれでしょうか。冷房では温度は下げられますが湿度が下がらず、体感温度の変化としては効率が悪いです。再熱除湿は一度冷やした空気をもう一度温めるので無駄が多いといえます。弱冷房除湿は温度も湿度も下がるだけでなく湿度を下げるために下げた温度をそのまま利用できます。ただし梅雨の季節など温度は普通だけど湿度だけ高いという場合には再熱除湿を使わないと体を冷やす要因になってしますこともあります。また、空間の温度が異常に高い場合は除湿よりもまず冷房を優先させたほうがいいこともあります。場面によって使い分けることが大切ですね。

ポイント3 冬の加湿

夏場は除湿で快適に過ごせることが分かりましたが冬場はどうでしょうか?


乾燥のデメリット


寒いときは湿度を上げると体感温度は上がりますが湿度をあげるメリットはそれだけではありません。冬場の乾燥した空気は細菌やウイルスが増殖しやすいのです。また、のどが乾燥するとそれらウイルスに対する免疫機能も低下してしまいます。


冬の加湿方法


除湿であればエアコンに除湿機能があるので簡単ですが冬に加湿しようと思ってもエアコンには加湿機能はありません。いくつか加湿方法を提案したいと思います。

① 加湿器を使う

一番ポピュラーで手っ取り早いですが加湿器自体がないと使えないことと電気代が発生することが難点です。

② 洗濯物や濡れたタオルを干す

洗濯物も乾くし一石二鳥です。

③ 洗面器にお湯を張っておいておく。

お湯が気化することによって湿度があがる他、温度の上昇も見込めそうですね。床に置く場合は足を突っ込まないように気を付けましょう。

④ 風呂場のドアをあけておく

換気して湿度をさげないとカビが生えてしまうくらい湿度の高い風呂場の空気を部屋にいれることで湿度を有効活用しましょう。お湯の入ったおおきな洗面器ともいえますね。

以上いくつか加湿の方法を挙げましたが湿度が上がりすぎると結露が発生しカビが生える原因にもなります。適度な加湿で快適に冬を過ごしましょう。


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